子どもが小学生のワーママが派遣社員になる方法【学童・就業状況ごとに徹底解説】

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子どもが小学生のワーママが派遣社員になる方法【学童・就業状況ごとに徹底解説】
正社員ママ
正社員ママ

小学校入学と同時に時短勤務が終了してしまう。

仕事と育児の両立が難しくなってきた。

パートママ
パートママ

パートよりも時給が高い派遣社員になりたいけど、どう行動すればいいのかな。

家事育児の負担割合が多い日本のママにとって、より働きやすい環境を求めるのは自然なことです。

派遣社員は、正社員よりも時間的・精神的に余裕ができるので、子育てと仕事を両立しやすいです。

また、パートやアルバイトと同じ内容のお仕事でも派遣社員のほうが高時給であることが多いので、パートママにも派遣社員への転職はおすすめです。

関連記事:【仕事と育児が両立できる!】派遣社員ママのメリット・デメリット

しかし、子育て中のワーママが派遣社員になるには、子どものいない女性が派遣社員になるよりも少し複雑です。

なぜなら、子どもの年齢により学童保育などの子どもの預け先の事情も含めて検討する必要があるからです。

この記事では、子どもの預け先ごとにワーママが派遣社員になるステップを解説します。
※お仕事の雇用形態(正社員・契約社員・パートなど)は問いません。

この記事を読むと、小学生の子どもがいるワーママが、派遣社員になるために押さえておきたいポイントがわかります。

結論から言うと、現在利用している学童保育などの利用条件やいつ今のお仕事を退職するかにより、必要な手順や確認事項が変わります。

利用施設やママの退職時期ごとに手順を解説しますので、参考にしてください。

目次

派遣社員とは派遣会社と雇用契約を結ぶ働き方

まず初めに、派遣社員とは何か簡単に説明します。

派遣社員とは、就業先の会社ではなく「派遣会社」と雇用契約を結ぶ働き方です。

正社員やパート・アルバイト等の直接雇用ではなく「間接雇用」となります。

ママ
ママ

雇用主である派遣元と、就業先である派遣先は別の会社なんだね。

給与や福利厚生は派遣会社からとなり、仕事場や就業は派遣先となります。

以下では、派遣社員への転職活動がママにおすすめな理由や、ママが派遣社員になるためのポイントを解説します。

派遣社員への転職活動は忙しいママにピッタリ

直接雇用の転職活動(特に正社員への転職)と比べると、派遣社員には比較的楽に転職できます。

企業研究をする必要がない
転職活動の際に企業研究をする理由は、企業での働き方と自分の志向が合うかどうかを確認するためです。
派遣社員の場合は自分の希望する条件を伝えると、派遣会社が派遣先と派遣社員をマッチングしてくれるので、企業研究は不要です。
企業ごとの履歴書作成が不要
通常の転職活動では、応募企業ごとに志望動機などを記入した履歴書が必要です。
派遣社員の場合、自分の職務経歴やスキルを派遣会社に登録することで派遣先とマッチングしてくれるので、履歴書は不要です。
※派遣会社に登録する際には履歴書が必要ですが、最初の1回のみです。
面接がない
派遣先企業が派遣社員を面接で選考することは労働者派遣法で禁止されているため、面接がありません。
就業前に派遣会社の担当者同行で面談を受けたり、職場見学ができることはあります。
面談は選考ではないので緊迫した雰囲気はなく、派遣会社の担当者もフォローしてくれるので気負わずにのぞめます。
出展:派遣労働者の皆様へ-厚生労働省(PDFファイルP2)
ママ
ママ

毎日忙しいけど、精神的にも肉体的にも比較的ラクに転職活動できるね!

【派遣先へのアピールポイント】子どもがいても派遣社員として働くために

小さな子どもがいると、派遣先からはネガティブな印象を持たれる可能性があります。

子どものことで急な休みが多いかも?

あまり仕事を頼めないかも?

実際に子どもは体調を崩しやすいので、急な早退や休みが頻繁になることもあります。

学童保育のお迎え時間にも○時までと制限があったり、帰宅後にこなす家事育児のことを考えると、残業もなかなかできません。

でもあらかじめ対策をしておけば、派遣先にとっては安心して仕事を任せられることになり、契約に繋がりやすくなります。

現職で実際に行っている対策があれば、それもアピールしましょう。

派遣会社に事前に伝えておけば、派遣会社から派遣先に伝えてくれます。

対策例

  • 緊急時には、夫・祖父母やファミリーサポートの助けがある
  • 子どもが病気になった時には、病児保育を利用する
  • 許容できる残業時間を伝える(「残業できない」とは言わない)

大切なことは「本当にできる対策だけを伝える」ことです。

例えば、残業が多いと困るのに「残業できる」とは言わないようにしましょう。

契約継続のためには「子育て中でも仕事に真摯に取り組む姿勢がある」ということを、就業してからも示していく必要があるからです。

ママ
ママ

最初のアピールポイントと就業してからの勤務態度が違うと、契約を続けてもらうにはマイナス要因になりそうだね

派遣社員の就労証明書は派遣会社に作成してもらう

子どもが小学生の親が働く場合は、学童保育などに子どもを預ける家庭が多いです。
自治体が営む公設の学童保育を利用している場合、親が転職すると「就労証明書」を自治体へ再提出する必要があります。

派遣社員の場合、この就労証明書は派遣会社に作成してもらいます。
ですが派遣社員の就労証明書は、派遣会社に登録さえすれば発行してもらえるものではありません。

派遣会社に登録後、実際に派遣先での就業が決まって初めて発行してもらうことができます。

派遣先での就業が決まったら、派遣会社に早めに就労証明書を発行してもらい、変更届けなど必要書類とともに自治体や利用している園へ提出しましょう。

変更届けとは
公設の学童保育を利用中に、就業先や就業状況などが変わった時に自治体へ提出する書類。書式は自治体により異なる。
ママ
ママ

派遣会社に登録するだけじゃなく、派遣先が決まらないと就労証明書は発行してもらえないんだね

ママが派遣社員になる基本ステップ

派遣社員になるための段階は、基本的に以下の1~5ステップです。

それに加え、公設の学童保育を利用しているママは、6・7のステップが加わります。

  1. インターネット上で応募する
  2. 派遣会社に登録する
  3. 派遣会社から仕事を紹介してもらう
  4. 派遣先から面談や職場見学を受ける
  5. 派遣会社と契約する
  6. 派遣会社に就労証明書を発行してもらう
  7. 就労証明書と変更届けを自治体に提出する

①インターネット上で応募する

求人サイトや派遣会社のサイトを通して、インターネット上で個人情報などを入力して応募します。

おすすめなのは、はたらこねっとなどの派遣求人サイトでお仕事を探し、そこから応募する方法です。

派遣会社を最初に絞ってしまうよりも、働きやすいお仕事選びから始める方が効率的だからです。

おすすめ派遣求人サイト3選と、応募方法を解説した記事はこちら

②派遣会社に登録する

応募後、メールや電話で派遣会社から登録の案内があります。

派遣会社に直接行って登録する方法の他に、電話やWEB面談で登録ができる場合もあります。

※派遣求人サイトからお仕事に応募した場合は、応募したお仕事がまだ募集されているかを登録前に確認しておきましょう。

登録では履歴書や職務履歴書を提出し、スキルや希望するお仕事などを派遣会社と共有します。

早めに派遣会社に伝えておくこと

  • 子どもがいること
  • そのために譲れない条件
  • 就業決定後に就労証明書を発行してもらいたいこと(必要な場合)

③派遣会社から仕事を紹介してもらう

登録後、希望条件やスキルに合ったお仕事が派遣会社から紹介されます。

業務内容や就業時間、時給、通勤時間などを確認しましょう。
希望に合わないお仕事は辞退することもできます。

④派遣先から面談や職場見学を受ける

就業を始める前に、派遣先から面談を受けたり、職場見学ができる場合があります。
どちらも派遣会社の担当者が一緒に同行してくれます。

実際に一緒に働くことになる人や、職場の雰囲気を見ることができます。

スキルと仕事が見合わない・雰囲気が合わないなどと感じた場合、この段階でも辞退することは可能です。

⑤派遣会社と契約する

派遣先が決まれば、派遣会社と契約を締結します。

ここでいう契約は、派遣先での就業条件などが明記されたものです。
(②「派遣会社への登録」とは別の契約)

業務内容や時給など確認し、契約しましょう。
契約後、派遣先でのお仕事が始まります。

⑥派遣会社に就労証明書を発行してもらう

派遣先での就業が決まれば、派遣会社に就労証明書を発行してもらえます。

就労証明書発行のためには自治体の書式が必要だったり、郵送などで時間がかかることもあります。

就労証明書の発行が必要なことは、派遣会社へ早めに伝えておきましょう。

※子どもの預け先が公設の学童保育でなれば、就労証明書は不要な場合もあります。

⑦就労証明書と変更届けを自治体に提出する

現在の会社から派遣先に就業先が変わるので、自治体に変更届けの提出も必要です。
就労証明書と一緒に提出しましょう。

保育園から自治体に提出してくれることもあります。
詳細な提出書類や申請方法は自治体により異なるので、確認しておきましょう。

※子どもの預け先が公設の学童保育でなければ、就労証明書は不要な場合もあります。

子どもが小学生のワーママが派遣社員になるステップ

ママが派遣社員になっても子どもの預け先を継続することは可能ですが、気をつけるべき点があります。

ポイントは、公設の学童保育を利用しているかどうかです。
誤って学童保育を退所となってしまわないよう、気をつけて転職活動を進めましょう。

想定できる状況ごとに派遣社員になるステップを解説しているので、該当するリンクをクリックしてください。

パターン1公設の学童保育を利用中で、派遣のお仕事を決めてから退職する場合

パターン2公設の学童保育を利用中で、派遣のお仕事が決まる前に退職する場合

パターン3公設の学童保育以外の預け先を利用している場合

公設の学童保育とは
自治体が運営する学童保育。
保護者が仕事などにより昼間家庭にいない小学生児童に対し、授業の終了後等に遊びや生活の場を与えます。
利用するためには、親の就労条件を満たしたうえで自治体に申請し、承認を受ける必要があります。
「放課後児童クラブ」や「学童クラブ」など、自治体により呼び名が異なります。
ママ
ママ

うちはどれに該当するかな?

公設の学童保育を利用中で、派遣のお仕事を決めてから退職する場合

派遣のお仕事を決めてからの退職は、求職期間がない=学童保育退所のリスクが下がるのでおすすめです。
ですが以下のことに気をつけましょう。

チェックポイント

  • 就労時間が学童保育の利用条件を満たせるかを自治体に確認
  • 就労時間が足りない場合は他のサービスの利用を検討

就労時間が学童保育の利用条件を満たせるかを自治体に確認

派遣のお仕事で希望する就労時間が今のお仕事と比べて大幅に減る場合は、学童保育の利用条件を満たせているか確認しておきましょう。

自治体により、「月に○時間以上の就労時間がある」「週に○日以上の就労日数がある」などの条件が定められています。

※民間の学童保育や放課後子ども教室事業には、就労条件がない自治体もあります。
※「勤務時間」には通勤時間や休憩時間が含まれることもあります。

就労時間が短くなったり週の勤務日数が減るような場合、学童保育を継続して利用できなくなるかもしれません。

ママ
ママ

利用条件は自治体によるから、利用中の学童保育を運営している自治体に確認しよう。

就労時間が足りない場合は他のサービスの利用を検討

希望する就労時間が学童の利用条件に満たない場合は、それ以外に利用できるサービスを検討してみましょう。
学童保育以外の預け先を利用している場合のステップはこちら


【例】公設の学童保育以外の
子どもの預け先

民間の学童保育
自治体ではなく事業者が運営する学童保育。就労条件なしで利用できる施設もあります。
公設の学童保育より高額ですが、そのぶん保育内容は充実しています。
送迎があったり遅くまで預かってもらえたりと、親にとってありがたいサービスもあります。
放課後子ども教室事業
小学校の余裕教室や児童館等を利用して、遊びや学習の場を提供する放課後対策事業。
自治体が運営しており、利用料金はほとんどの場合無料です。
保護者の就労条件はありません。(自治体による)
塾や習い事
民間の学童保育や放課後子ども教室事業と併用して、授業が早く終わる曜日などに塾や習い事へ行かせるという方法もあります。
通っている塾の授業がない日でも、自習室を利用できるところもあります。
地域のファミリーサポート
地域の会員同士で、子育て支援の依頼や提供ができる事業。
料金は自治体により異なります。
自治体が運営し、助成金の出るところもあります。
ママ
ママ

子どもが通いやすい預け先を探してみよう。

派遣社員になるための具体的なステップ

子どもが公設の学童保育を利用中で、ママが派遣のお仕事を決めてから退職する場合の具体的なステップは、以下のとおりです。

  1. 希望する就労時間が保育園利用の条件を満たせるかを自治体に確認
    ①-1.就労時間が足りない場合は、他のサービスの利用を検討
  2. インターネット上で派遣のお仕事や派遣会社に応募する
  3. 派遣会社に登録する
  4. 派遣会社から仕事を紹介してもらう
  5. 派遣先から面談や職場見学を受ける
  6. 派遣会社と契約する派遣会社に就労証明書を発行してもらう
  7. 変更届と就労証明書を自治体に提出する

退職の手続きは、契約が完了している6~8ステップの間に行いましょう。
契約=「派遣のお仕事を始められるという約束」になるからです。

契約前に退職の手続きを進めてしまうと、万が一契約が白紙になれば無職(=求職中)となり、学童保育を退所となってしまう可能性があります。

退職前の引継ぎなどに一定の期間が必要な場合は、就労開始日について事前に派遣会社へ相談しておきましょう。

ママ
ママ

まずは、学童保育の利用条件を確認することからだね。

公設の学童保育を利用中で、派遣のお仕事が決まる前に退職する場合

派遣のお仕事が決まる前に退職すると、求職中扱いとなり学童保育を利用できなくなるリスクがあります。
しかし家庭の都合や仕事の状況などで、このような状況になることもあると思います。

なるべくスムーズに転職できるよう、以下のことに気をつけましょう。

チェックポイント

  • 就労時間が学童保育の利用条件を満たせるかを自治体に確認
  • 求職中でも学童保育を利用できるかを自治体に確認
  • 就労時間が足りない場合は他のサービスの利用を検討

就労時間が学童保育の利用条件を満たせるかを自治体に確認

派遣のお仕事で希望する就労時間が今と比べて大幅に減る場合は、学童保育の利用条件を満たせているか確認しておきましょう。

自治体により、「月に○時間以上の就労時間がある」「週に○日以上の就労日数がある」などの条件が定められています。

※民間の学童保育や放課後子ども教室事業には、就労条件がない自治体もあります。
※「勤務時間」には通勤時間や休憩時間が含まれることもあります。

就労時間が短くなったり週の勤務日数が減るような場合、保育園を継続して利用できなくなるかもしれません。

ママ
ママ

利用条件は自治体によるから、利用中の学童保育を運営している自治体に確認しよう。

求職中でも学童保育を利用できるかを自治体に確認

求職期間中でも学童保育を利用できるかどうかも自治体に確認しておきましょう。

もし求職中の学童保育の利用に「退職後は○ヶ月以内に就労」というような条件がある場合、その期間内に転職先(派遣先)が決まらなければ、継続して利用できなくなります。

学童保育を退所となってしまうと、再度申し込み他の預け先を探す必要があります。
学童保育を退所となったあとの求職期間中は、就労が決まるまで学童保育の再申請ができない自治体もあります。

急いで派遣先を決めないとという焦りから、納得のいかない派遣先で妥協してしまうということにもなりかねません。
なるべく退職する前に派遣のお仕事を決めることをおすすめします。

退職後は、速やかに自治体へ連絡しましょう。

退職したらすぐに自治体や学童が把握できるものではありません。
しかし退職したことを連絡していないとバレた場合、利用している学童を強制退所となったり、その後再び申請する際 かなり不利になる可能性があります。

ママ
ママ

派遣先が決まってから退職の報告をしたい気持ちはあるけど、今後のためにも連絡はちゃんとしておこう。

就労時間が足りない場合は他のサービスの利用を検討

希望する就労時間が学童保育の利用条件に満たない場合や退園となってしまう場合は、他に利用できるサービスを検討してみましょう。

学童保育以外の預け先を利用している場合のステップはこちら


【例】公設の学童保育以外の
子どもの預け先

民間の学童保育
自治体ではなく事業者が運営する学童保育。就労条件なしで利用できる施設もあります。
公設の学童保育より高額ですが、そのぶん保育内容は充実しています。
送迎があったり遅くまで預かってもらえたりと、親にとってありがたいサービスもあります。
放課後子ども教室事業
小学校の余裕教室や児童館等を利用して、遊びや学習の場を提供する放課後対策事業。
自治体が運営しており、利用料金はほとんどの場合無料です。
保護者の就労条件はありません。(自治体による)
塾や習い事
民間の学童保育や放課後子ども教室事業と併用して、授業が早く終わる曜日などに塾や習い事へ行かせるという方法もあります。
通っている塾の授業がない日でも、自習室を利用できるところもあります。
地域のファミリーサポート
地域の会員同士で、子育て支援の依頼や提供ができる事業。
料金は自治体により異なります。
自治体が運営し、助成金の出るところもあります。
ママ
ママ

子どもが通いやすい預け先を探してみよう。

派遣社員になるための具体的なステップ

子どもが公設の学童保育を利用中で、ママが派遣のお仕事が決まる前に退職する場合の具体的なステップは、以下のとおりです。

  1. 以下2点を自治体に確認希望する
    ・就労時間が学童保育利用の条件を満たせるか
    ・求職中でも学童保育を利用できるか
    ①-1.就労時間が足りない場合や退所になる場合は、他のサービスの利用を検討
  2. インターネット上で派遣のお仕事や派遣会社に応募する
  3. 派遣会社に登録する
  4. 派遣会社から仕事を紹介してもらう
  5. 派遣先から面談や職場見学を受ける
  6. 派遣会社と契約する
  7. 派遣会社に就労証明書を発行してもらう
  8. 変更届と就労証明書を自治体に提出する

退職の手続きは、1~8ステップのどのタイミングでも行えます。

求職中の学童保育退所を避けるため、求職期間が長くならないようになるべく大きい番号のステップでのタイミングで退職することをおすすめします。

退職後は、速やかに自治体へ連絡しましょう。

ママ
ママ

まずは、自治体への確認からだね。

公設の学童保育以外の預け先を利用している場合

公設の学童保育以外の預け先では、親の就労状況は問われないことが多いです。
そのため、学童保育に通っているよりも転職のハードルは低いです。

しかし利用条件は施設により異なるため、以下のことに気をつけましょう。

チェックポイント

  • 就労時間による利用条件があるかを預け先に確認
  • 求職中でも利用できるかを預け先に確認

就労時間による利用条件があるかを預け先に確認

派遣のお仕事で希望する就労時間が今と比べて大幅に減る場合は、預け先の利用条件を確認しておきましょう。

就労条件がある場合、就労時間や就労先が変わった際に就労証明書変更届などの提出が必要なことがあります。

就労条件が満たせない場合は、以下のような対策があります。

  • 派遣のお仕事で希望する就労時間を延ばす
  • 就労条件が無い、または緩い他の預け先を検討する

特に就労条件なく継続して預け先を利用できる場合でも、派遣のお仕事を決めてから退職することをおすすめします。

派遣のお仕事が決まる前に退職してしまうと、無収入のなか利用料の支払いを続けることになるからです。

急いで派遣先を決めないとという焦りから、納得のいかない派遣先で妥協してしまうということにもなりかねません。

ママ
ママ

利用条件は預け先によるから、利用している施設に確認しよう。

求職中でも利用できるかを預け先に確認

預け先に就労条件があり、かつ派遣のお仕事が決まる前に退職する場合は、求職期間中でも預け先を利用できるかどうかも確認しておきましょう。

もし求職中の学童保育の利用に「退職後は○ヶ月以内に就労」というような条件がある場合、その期間内に転職先(派遣先)が決まらなければ、継続して利用できなくなります。

一度退所してしまうと、再度申し込み他の預け先を探す必要があります。
学童保育を退所となったあとの求職期間中は、就労が決まるまで学童保育の再申請ができない自治体もあります。

急いで派遣先を決めないとという焦りから、納得のいかない派遣先で妥協してしまうということにもなりかねません。
なるべく退職する前に派遣のお仕事を決めることをおすすめします。

預け先の利用に就労条件がある場合、退職後は速やかに預け先へ連絡しましょう。

退職したことはすぐに預け先が把握できるものではありませんが、連絡していないとバレた場合、強制退所となったり、その後再び利用申請する際 かなり不利になる可能性があります。

ママ
ママ

派遣先が決まってから退職の報告をしたい気持ちはあるけど、今後のためにも連絡はちゃんとしておこう。

派遣社員になるための具体的なステップ

公設の学童保育以外の預け先を利用している場合、ママが派遣社員になるステップは以下のとおりです。

  1. 継続利用の就労条件があるかを預け先に確認
    ①-1.就労条件があり、派遣のお仕事が決まる前に退職する場合:求職中でも利用できるかを預け先に確認
  2. インターネット上で派遣のお仕事や派遣会社に応募する
  3. 派遣会社に登録する
  4. 派遣会社から仕事を紹介してもらう
  5. 派遣先から面談や職場見学を受ける
  6. 派遣会社と契約する
  7. (派遣会社に就労証明書を発行してもらう)
  8. (変更届と就労証明書を自治体に提出する)
    ※ステップ7と8は、預け先から必要と言われた場合にのみ対応
ママ
ママ

まずは、利用条件や猶予期間があるかを預け先に確認してみよう。

ママの退職におすすめのタイミングは、預け先の就労条件の有無や、いつ退職するかによっても変わります。
該当するリンクをクリックしてください。

預け先に就労条件があり、派遣のお仕事を決めてから退職する場合

ママの退職の手続きは、契約が完了している6~8ステップの間に行いましょう。
契約=「派遣のお仕事を始められるという約束」になるからです。

契約前に退職の手続きを進めてしまうと、万が一契約が白紙になれば無職(求職中)となり、預け先を利用できなくなってしまう可能性があります。

退職前の引継ぎなどに一定の期間が必要な場合は、就労開始日について派遣会社へ事前に相談しておきましょう。

転職後、勤務先変更の届け出就労証明書の提出が必要な場合があるので、預け先に必要書類を確認しましょう。

ママ
ママ

預け先に就労条件があっても、派遣契約してから退職するなら子どもが退所してしまうリスクはないね。

預け先に就労条件があり、派遣のお仕事が決まる前に退職する場合

ママの退職の手続きは、1~8ステップのどのタイミングでも行えます。

求職中に子どもの預け先を退所しなくてもすむよう、求職期間が長くならないようになるべく大きい番号のステップでのタイミングで退職することをおすすめします。

退職後は、速やかに園に連絡しましょう。

就労条件のある預け先では、転職後に就労証明書の提出が必要な場合があります。

退職や派遣先が決まった際には、その都度変更の届け出が必要なこともあります。
預け先に必要書類を確認しましょう。

ママ
ママ

早く退職したい気持ちはあるけど、転職活動もなるべく進めておこう。

まとめ 子どもの預け先の特徴を把握して、効率的に派遣社員に転職しよう

小学生のママが派遣社員になるステップを解説しました。

現在利用している預け先や、派遣契約が退職の前か後かなどにより、ステップが異なります。

子どもが利用する預け先

  • 公設の学童保育を利用中
  • 公設の学童保育以外の預け先を利用中
  • 預け先の就労条件の有無

ママの就労状況

  • 派遣のお仕事を決めてから退職
  • 派遣のお仕事が決まる前に退職

以上の条件の掛け合わせにより、必要な手順や確認事項が変わります。

あてはまる条件のステップを参考にしてもらえるとうれしいです。
まずは各ステップの①から始めてみてくださいね。

小さい子どもがいるママにとって、派遣社員のお仕事は今よりも精神的・時間的に楽にさせてくれるはずです。

ママの転職活動を応援しています!

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この記事を書いた人

アラフォー時短の派遣社員ワーママ

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