![【仕事と育児が両立できる!】派遣社員ママのメリット・デメリットを徹底解説【子育てと働き方】](https://hakenworkmama.com/wp-content/uploads/2022/10/20221030_092536_0000-1024x538.png)
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仕事が忙しくて子どもとの時間を作れていないなあ。育児と仕事の両立しんどい。
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仕事よりも子育てを大事にしたい。どんな働き方がいいんだろう?
仕事と育児の両立って本当に大変ですよね。
現在の日本だと、残念ながら「女性が育児と家事をメインでやるのが普通」という風潮がまだあります。
実際に厚生労働省の調査(PDFファイル)でも、次の傾向が見て取れます。
- 1日の育児時間は女性の方が長い
- 子の体調が悪い時の育児の担い手は女性であり、そのために休暇をとるのも女性
- 短時間勤務で働きながら子育てをするのは女性
女性は男性よりも育児の負担割合が大きいので、「仕事と育児の両立が難しい」と感じるのは当然のことです。
私は中小企業正社員の営業事務として約6年間勤務後、現在は派遣社員歴9年になる一児のママです。
正社員と比べると、派遣社員ママと子育ては相性がいいと感じています。
この記事では、ママが正社員よりも派遣社員として働くメリットとデメリットや、どんな人が派遣社員ママに向いているかをご紹介します。
この記事を読むと、子育てと仕事の両立ができる「派遣社員」という働き方について理解できます。
結論から言うと、以下の理由から派遣社員ママは仕事と育児を両立しやすいです。
- 時間や精神的な余裕があるので、子どもと向き合う余裕ができる
- 正社員と同等の充実した福利厚生が受けられるので、安心して働ける
- アルバイトやパートに比べると時給が高い
ママの「派遣のお仕事探し」についてはこちらの記事をご参考に。
派遣社員とは派遣会社と雇用契約を結ぶ働き方
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まず初めに、派遣社員とは何か簡単に説明します。
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派遣社員とは、就業先の会社ではなく「派遣会社」と雇用契約を結ぶ働き方です。
正社員やパート・アルバイト等の直接雇用ではなく「間接雇用」となります。
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雇用主の派遣会社(派遣元)と就業先の会社(派遣先)が、違う会社なんだね。
給与や福利厚生は派遣会社からとなり、仕事場や就業は派遣先となります。
派遣社員ママのメリット4つ
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正社員やアルバイト・パートと比べて、派遣社員にはこのようなメリットがあります。
- 時間にゆとりができる
- 精神的にゆとりができる
- 福利厚生が充実している
- アルバイトやパートと比べると高時給
時間的にも精神的にも余裕があり、収入もそこそこ得られる働き方ができます。
私が中小企業の正社員だった頃と比較しながら、ママにとってのメリットも合わせて解説します。
派遣社員ママのメリット:時間にゆとりができる
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派遣社員は、働く時間を希望通りに制限できます。具体的には以下の通りです。
- 1日の就労時間や1週間の就労日数を選べる
- 休日制度を選べる
働く時間を制限することで時間にゆとりができ、子どもと向き合う余裕ができます。
1日の就労時間や1週間の就労日数を選べる
残業なし・時短勤務・週5日以下勤務などが可能な派遣先を選ぶことで、時間にゆとりのある働き方ができます。
私が正社員だった頃は、定時には仕事が終わらず毎日サービス残業していました。
それに比べ派遣社員は時間契約なので、定時になればすぐに帰りやすいです。
たまに残業することはありますが、その場合は当然残業代をつけられます。
育休復帰後、現在は6時間の時短勤務で残業なしという働き方をしています。
残業ができないのでその分昼休みに稼働することはありますが、その場合も残業代はつけています。
帰宅後は何かとバタバタしてしまいますが、毎日30分間の「娘と遊ぶだけの時間」を確保するようにしています。
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時短勤務&定時ですぐ帰れると、その分子どもとの時間を作ることができるね。
休日制度を選べる
派遣社員の休日は、派遣先の所定休日によります。
希望する休日と同じ休日制度をとっている派遣会社を選ぶことができます。
完全週休二日制(土日)の派遣先なら、保育園・学校の休みや行事に合わせやすいです。
お盆や年末年始の休日が多い派遣先なら、家族との時間を過ごしやすくなります。
大手企業やその子会社の派遣先だと、所定休日が多い傾向にあります。
実際に私が中小企業の正社員だった頃は年間休日100日以下でしたが、派遣先が大手子会社のいま、年間休日は130日ほどあります。
派遣社員なら比較的簡単に年間休日の多い企業で働くことができます。
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完全週休二日制って、中小企業だと意外となかったりするのよね。
派遣社員ママのメリット:精神的にゆとりができる
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派遣社員は、以下の理由から正社員よりも精神的にもゆとりができると感じています。
- 正社員ほど責任が重くない
- 通常業務以外の役割や会議がない
精神的なゆとりも、子どもと向き合う余裕につながります。
正社員ほど責任が重くない
派遣社員の仕事は、正社員ほど責任が重くはありません。
当然派遣社員にも仕事への責任感は必須ですが、正社員の方が責任が重く、仕事の内容もハードです。
私が正社員の頃は自分の仕事に思い悩み、退社後や休日も仕事のことをよく考え込んでいました。
派遣社員になり、自分にとって適正な責任感の中で仕事ができるようになりました。
その適度な責任感の中である程度自由に仕事をさせてもらえた時に、初めて「仕事が楽しい!」と思えました。
退社後はすぐに仕事とプライベートの切り替えができます。
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家に帰っても仕事のことを思い出して鬱々としちゃうのって、嫌だよね…
オン・オフの切り替えができると余計な雑念が入らないので、子どもに向き合う余裕ができます。
通常業務以外の役割や会議がない
正社員時代は、通常業務以外にも与えられる役割や会議がありました。
改善提案チームや新人教育の指導役、その会議、定時前の朝礼、人前でのスピーチ、勉強会など。
こういった役割を与えられることは、どこの会社でもあると思います。
これも大切な仕事のうちなのでしょうが、とても苦痛でした。
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通常業務だけでも毎日必死なんですけど!
派遣社員になってからはこのような役割を与えられることはなくなり、とても気が楽です。
これもオン・オフの切り替えやすさとなり、精神的にゆとりができて子どもに向き合う余裕につながります。
派遣社員ママのメリット:福利厚生が充実している
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派遣社員も、正社員と同等の充実した福利厚生を受けることができます。
福利厚生で生活や働きやすさが整えられるため、安心して働くことができます。
▼詳しくはこちらの記事をご参考に▼
福利厚生には、法律で定められている「法定福利」と企業が独自に定める「法定外福利」があります。
派遣社員は、派遣先ではなく派遣会社の福利厚生を利用できます。
派遣社員も利用できる!福利厚生(法定福利)
法定福利には、以下のようなものがあります。
- 社会保険
- 産前・産後休業(産休)
- 育児休業(育休)
- 有給休暇
- 健康診断
これら全て、雇用形態に関わらず派遣社員も利用できます。
※一部の法定福利は、就労時間等の条件を満たす必要があります。
一例として、派遣社員として妊娠・出産・復帰した私の経験をご紹介します。
- 社会保険完備
妊娠・出産で得られる給付金は全て受給できました。
(出産育児一時金と出産手当金は健康保険より、育児休業給付金は雇用保険より支払) - 産休
問題なく取得できました。
コロナが流行り始めた頃だったので、産休よりも前倒して休みに入らせてもらいました。
(前倒しで休んだ分の出産手当金はなし) - 育休
問題なく取得できました。
娘を保育園の0歳児クラスに入れることができたため、1年未満で終了しました。 - 有給休暇
現在1年に20日付与されています。
産休・育休中にも例年通り付与されました。
育休明けは子どもの体調不良で急な休みが多かったので、とても助かりました。 - 健康診断
基本的に無料で受けられます。
珍しい例かもしれないですが、就業時間内(時給発生)に、派遣先のある事業所内で健康診断を受けられています。
そのため仕事を休む必要もなく、交通費もかかりません。
法定福利により、女性は特に妊娠・出産において色々な給付を受けられます。
私生活の充実や、健康維持にもつながります。
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福利厚生って、派遣社員も正社員と同じように受けられるんだね!
派遣社員も利用できる!福利厚生(法定外福利)
法定外福利は、企業が独自に運用している福利厚生です。
以下のようなものがあり、どんな法定外福利があるかは企業により異なります。
- 交通費
- スキルアップ支援
- 出産・育児支援
- レジャー施設などの割引
- 社員食堂・休憩室・更衣室等の利用
- 交通費
派遣社員には支給されないことが一般的でしたが、2020年4月の法改正により派遣社員にも交通費が支給されるようになりました。派遣会社により、就業時間等の条件や金額の上限が決められています。 - スキルアップ支援
基礎的なPC操作からTOEICや資格取得のための講座を受講できたり、外部スクールと連携して割引特典が受けられるというものがあります。 - 出産・育児支援
託児所つきの派遣登録会や、提携保育園に優先的に入園できたりと、ママに寄り添った支援があります。 - レジャー施設などの割引
プライベートで、遊園地やホテルなどの割引が受けられます。 - 社員食堂・休憩室・更衣室等の利用
これだけは派遣会社ではなく派遣先の企業の利用状況によります。派遣先企業は、派遣社員にも正社員と同じ福利厚生施設を利用できるようにする配慮義務があります。
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法定外福利は派遣会社によって変わるから、登録前に確認しておくのがいいね。
派遣社員ママのメリット:アルバイトやパートと比べると高時給
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派遣社員の時給は、アルバイトやパートよりも高めに設定されています。
会社の直接雇用となるアルバイトやパートよりも、求人や面接、給料や社会保険料の支払い等にかかるコストを削減できるからです。
派遣社員デスクワークの印象が強いかもしれませんが、アパレル系やショップ販売員、スーパーのレジ等のお仕事もあります。
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同じお仕事をするなら、派遣社員の方が収入面でお得だね。
派遣社員ママのデメリット3つ
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派遣社員ママとして感じるデメリットもあります。
- 正社員よりも年収が下がる
- 雇用・キャリアが不安定
- 家事育児はメイン担当になりがち
ちなみに、一般的にイメージされるかもしれない「派遣社員への差別」は、私は全く感じたことはありません。
派遣社員ママのデメリット:正社員よりも年収が下がる
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派遣社員は時給が高いですが、ボーナスがありません。正社員よりも年単位では収入が下がることが多いです。
私が中小企業の正社員営業事務だった頃の月収と、派遣社員の事務になってからのひと月の収入はさほど変わりませんでした。
隔週の土曜日出勤やサービス残業がなくなり、通勤時間も1時間程短くなった分、時給換算では上がったくらいです。
でもボーナスはなくなったので、年収でいうと50万円程は下がりました。
ママにとっては子育て費用にお金がかかるので、収入が減るのは不安ですよね。
私が派遣社員になって最初の頃はまだ子どもはいませんでしたが、旅行などの趣味に思い切ったお金の使い方できず少しつらかったです。
それからはお金について勉強を始め、支出を抑えて積立投資を始めました。
正社員時代になんとなくやっていた「地方銀行での普通預金」に比べると、現在ではiDeCoにジュニアNISA、金利の高いネット銀行等、蓄財の手段が増えました。
貯蓄率は「手取りの10%」だったのが、現在は「手取りの40%」に増やせています。 (夫婦別財布)
年収が下がったことで、お金と自分の生活に対して真剣に向き合うことができたからだと思っています。
派遣社員になり時間にも精神的にも余裕ができたので、色々と勉強することができました。(現在も絶賛勉強中です。)
使えるお金を増やすため、一時的なものもありますがこのような方法があるのでご参考に。実際にやってみた注意点も記載しています。(別記事へ飛びます。)
- 仕事復帰1年目の手取りを増やす方法
時短で仕事復帰した場合、復帰1年目の社会保険料を減らすことで手取りを増やすことができます。 - 保育料を下げる方法
出産費用等を医療費控除・産休育休中や時短勤務中は配偶者控除等で住民税を減らすことで、保育料を下げられます。 - 派遣会社に昇給交渉する方法
派遣会社に昇給交渉して、昇給額が5倍になった方法を具体的に解説します。
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行動することでもらえるお金もあるんだね!
派遣社員ママのデメリット:雇用・キャリアが不安定
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派遣社員には契約期間があるので、契約が終了すると同じ派遣先で働き続けることができません。
「いつ契約が終了するかわからない」というリスクがあります。
実際に私が派遣社員として最初に経験した派遣先は、業績悪化により派遣社員全員が契約終了となりました。
それが就業開始して約1年半ほどのことでした。
幸いなことに、私は契約終了前に今の派遣先を紹介され、途切れることなく働き続けることができました。
子どもがいて生活費や教育資金が必要なのに、数年後も働けていられるのかわからないというのは不安ですよね。
でも無期雇用派遣なら、有期雇用派遣より安定した就業を継続できます。
派遣先から契約終了とされない限り、3年を超えても就業を継続することができるからです。
- 有期雇用派遣
派遣先の同じ部署で働き続けられるのは3年が上限。数か月ごとに更新(一般的には3か月ごと) - 無期雇用派遣
派遣先の同じ部署で3年を超えて働き続けることができる。
無期雇用派遣になるには、派遣会社からの雇用がある程度継続していることや、業務スキルや適性のテストに受かる必要があります。派遣会社により規定は異なります。
私の場合は、雇用契約が1年半以上継続していたこと・簡単な適性テストに受かったことで無期雇用派遣になることができました。
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でも無期雇用派遣になったとしても、派遣先から契約終了される可能性はあるよね…
派遣会社から契約終了されるというデメリットは、以下のメリットにもなり得ます。
- 仕事の適性がわかる
- スキルアップができる
派遣先が変わると、当然仕事内容も変わります。
色々な仕事を経験することで、自分にはどのような仕事が合っているのか、逆に向いていないのかがわかります。
仕事により必要なスキルも異なるので、スキルアップにも繋がります。
雇用が不安定だからこそ得られるメリット:仕事の適性がわかる
私は正社員からの仕事も含め、勤務先が変わる中で、自分にはどんな仕事が合うのかがわかるようになりました。
- 事務作業は好きだし、人からも褒めてもらえるので得意だと思う
→事務職は合っている - 話すことが苦手なので、事務職に必須の電話応対では取り次ぎですむものがいい
→BtoC企業の正社員より、BtoB企業派遣先の派遣社員が向いている - 静かに黙々と仕事がしたいと思っていたけど、全く人と話さないのもつらい
→ある程度はコミュニケーションが必要な仕事が向いている
実際に勤務先が変わるごとに、「自分に合った仕事」に徐々に近づいていく感覚がありました。
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いろいろな仕事を経験することで、自分の向き・不向きがわかるようになるんだね。
雇用が不安定だからこそ得られるメリット:スキルアップができる
同じ事務職でも、仕事が変わるとそれに必要なスキルも異なります。
私は勤務先ごとに、以下のようなスキルを身に着けました。
- 一社目:新卒正社員・営業事務
基本的なPCスキル、電話応対や報連相・職場の雰囲気づくり等のコミュニケーションスキル、事務処理の正確性とスピード、タスク管理スキル、緊急時の臨機応変な対応 - 二社目:派遣社員・一般事務
スケジュール管理スキル、Excel操作スキル - 三社目:派遣社員・営業事務
ショートカットキーを駆使したPC操作、わかりやすいマニュアル作成、業務効率化の提案力
特に珍しいスキルではありませんが、どれも事務職には即戦力となるものです。
各勤務先で身につけたスキルは、後々の勤務先で役立っています。
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一つの会社で働き続けていると、その会社で必要なスキルしか身につないもんね。
多数の勤務先を経験することで、スキルを習得の幅が広がります。
派遣社員ママのデメリット:家事育児はメイン担当になりがち
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女性よりも男性の方が育児時間が長い傾向にあるのは、冒頭でも解説したとおりです。
ママが派遣社員の場合は収入面ではある程度パパに頼ることになるので、余計に「家事育児は私がやらなくちゃ」と思ってしまうかもしれません。
実際に私も、「楽に仕事ができて収入は低い分、家事や育児は頑張ろう」と思っていました。
でもそれだと自分がどんどんしんどくなるだけでした。
- 保育園に行き始めてからは夜泣きが増え、十分に寝られない
- 娘の体調不良で頻繁に保育園からお迎え要請。同僚や上司に謝りっぱなし
- 時短でも帰宅後は保育園お迎え、お風呂、夕飯、洗濯、寝かしつけ等山盛りの家事育児
しんどいので、徐々に夫の家事育児を増やしてもらえるよう交渉しました。
それにより夫と何度も衝突し、失望し、大ゲンカもしました。
そんなこんなを経て、現在は夫の家事育児頻度もだいぶ増えました。
関連記事:時短派遣社員ワーママの一日のタイムスケジュールと、パパにも家事育児をお願いした方法
病児保育を利用することで、娘の体調不良で何日も会社を休む頻度も減りました。
病児保育は、病気や病後の回復期で集団生活が難しい状態の子どもを預かってくれるサービスです。
自治体からの補助もあり、一日数千円で利用できるのでとても助かっています。
ママ業も体が資本です。
がんばり過ぎないようにがんばるため、いろんなものに頼ることができると、少しずつ楽になれますよ。
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子育てやそれにまつわる色々なことがつらいのは、みんなが感じてることなんだね。
派遣社員ママが向いているのは、仕事より子育てに比重をおきたい人
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派遣社員として6年間働いてきた経験から、「派遣社員ママに向いている人」をまとめました。
- キャリアを積むことよりも、時間的・精神的に余裕を持って働きたい
- 正社員より年収が下がっても、子どもとの時間に比重をおきたい
- 世帯年収が下がっても、生活や子育て資金はなんとかなりそう
キャリアアップや収入よりも、今の子どもとの関わりを大切にしたい人に、派遣社員ママはおすすめです。
「キャリア・収入重視のママは子どもを大切にしていない」というわけでは決してありません。仕事・育児両立の価値観やキャパは人それぞれです。
自分の仕事や育児に対する価値観・ご家庭の経済状況を振り返ることが重要です。
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私の優先順位はなんだろう…?
派遣先に求められる人材は、「高スキル」より「良い人柄」
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派遣社員歴7年の私が感じている「派遣先に求められる人材」について、触れておきます。
派遣社員には即戦力となるスキルが求められるのが一般的です。
でも実際のところは、「人柄」とか「仕事に対する姿勢」がいちばん大切だと感じています。
同じ派遣社員でも、仕事の取り組み方は人それぞれです。
仕事に対して成長・改善する意欲や、派遣・正社員関わらず他の人のことも考える姿勢で仕事をしていると、派遣先からは重宝してもらえます。
当たり前のように思うかもしれませんが、派遣社員の中には「そうではない人」も一定数いるからです。
私は実際にそういう姿勢でいた結果、業務効率化や他の派遣社員の業務量等について、派遣先の管理職から相談を受けることもあります。
産休前と同じ派遣先で育休復帰できたのも、派遣先から求められる人材になれたからだと思います。
派遣社員は、正社員よりも「仕事の責任」は軽くなりますが、「責任感」は高くもつことが大切です。
個人的には、正社員の仕事意識のまま派遣社員として働くだけで、「いい人が来てくれてよかった」と思ってもらえる感覚があります。
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求められる人材になることは、「雇用の不安定さ」への対策にもなるね。
まとめ:派遣社員ママは仕事と家事育児を両立しやすい
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派遣社員ママのメリットとデメリット、派遣社員ママに向いている人について解説しました。
- 時間的・精神的にゆとりがあるので、子どもに向き合う余裕ができる
- 正社員と同等の充実した福利厚生が受けられるので、安心して働ける
- アルバイトやパートより高時給
- 正社員よりも年収が下がる
→収入と支出を管理し、蓄財方法を確立。公的制度を使って実質手取りを増やすこともできる。 - 雇用・キャリアが不安定
→無期雇用派遣になると3年を超えて同じ派遣先に就業できる。自分の適性がわかる・スキルアップできるメリットにもなる。 - 家事育児はメイン担当になりがち
→家族と交渉や病児保育等のサービス利用を検討し、ママだけでがんばり過ぎない
- キャリアや収入よりも、時間的・精神的余裕や子育てに比重を置いて働ける
- 責任感を高く持ち続ければ、派遣先でも重宝される
私自身は妊活を始めた時点で既に派遣社員となっており、そこから妊娠・出産育児・復帰も派遣社員として経験しました。
ただでさえ女性に負担がかかりやすいこれらのライフステージを、仕事からのストレスや負担をそれほど感じずに過ごせたのはよかったです。
娘は2歳になりましたが、まだまだ手がかかる時期なので、派遣社員としての働き方は続けようと思っています。
家事や育児の大変さはもちろんありますが、毎日楽しく過ごせているのは、派遣社員として働けていることが大きいと思います。
仕事や家事育児に悩むママに、派遣社員としての働き方が参考になればうれしいです。
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